
負の感情のコントロール
私は日々、気を付けていることがあります。
それは、極力、マイナスの感情的にはならないことです。
なぜなら、人間はいったん負の感情的になったら、コントロールが不可能になってしまう生き物だからです。
この事実に気が付いて、周りの人を冷静に見ていると、面白いぐらいにこの原則が当てはまっているのです。
いったん負の感情のスイッチが入ってしまうと、大人も子供も関係ないのです。
正常な時には、物事を解決したり、いい方向に向かう為に知恵を使いますが、いったん負の感情にスイッチが入ってしまうと、相手を傷つけることが目的になってしまいます。
攻撃の対象が問題の解決よりも相手の人格否定に変わってきます。
それは冷静に見ていると、恐ろしくなってきます。
究極、人が人殺しをする心理も理解できる気がします。
なぜなら、負の感情にスイッチが入っている人は、罪の意識を持たないで平気で相手の人格を殺しにかかっているのです。肉体は殺していなくても、無意識に相手の精神を殺そうとしているのです。
肉体と精神とどちらが大切かといえば、ある意味、生かした状態で相手の精神を殺そうとすることの方が残酷だと言えなくもありません。
負の感情にスイッチが入るということは、人間が理性を失って動物や鬼畜に変わっていく瞬間ということなのです。
この原則がわかってくると、自分は絶対に負のスイッチを押さないぞ!と意識することがより容易になってきます。
なぜなら、自分が動物や鬼畜に変わりたくはないからです。
自分でコントロールが可能なのは、負のスイッチを入れる直前か、入れた瞬間までです。
私の経験では、入れた瞬間に自分の行為の過ちに気づけば、ギリギリどうにか引き返せます。
それを、どんどん負の感情に入り込んでしまうと、もう逆流に飲み込まれて後戻りをすることは不可能になってしまいます。
そうはいっても、私も人間なので、やはり何回かに1度はこのスイッチを入れてしまいます。
それでも、この原理原則を知ってからは、負の感情のスイッチを入れる頻度が大幅に減ってきました。
「怒らないようにしよう」「感情的にならないようにしよう」と思っている人は多いですが、多くの人は実行できないでいます。
それは、感情にスイッチが入ってから自分をコントロールしようとしているからなのです。
スイッチを入れるまでが勝負なのです。
スイッチを入れようとする瞬間までが勝負なのです。
スイッチを入れようとしている自分を客観的に見れるかどうかが勝負なのです。
負の感情のスイッチは核兵器と同じようなものかもしれません。
いったん押してしまうとあとは後悔するしかないのです。












