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南青山デンタルクリニック・リクルート

人間万事塞翁が馬

人間は、ある程度満たされている時には足りない物を捜して不満を感じて、逆に、満たされていない時には、ありふれた幸せに敏感になるのではないだろうか?

人の欲求は満たされることはありません。
 もっと欲しいという気持ちになれば、どんなものでももっと欲しくなります。
 皮肉な事に、ある程度足りていると、ない物ねだりで足りない物を捜し、全然足りない時には、普通である事で幸せを感じます。
 人間にとってどちらが幸せなのか分らないです。

人間の幸せには、感謝の気持ちが不可欠です。
 感謝するとは幸せを感じると同じ事ですから、たくさん感謝できる人間がたくさん幸せでもあるのです。
 満たされ始めると「もっと」を追及してしまう人間の性は、どうすれば解決できるのでしょうか?
 私の考えでは、目に見える物に惑わされない自分の価値観を持つことではないでしょうか?

「人間万事塞翁が馬」ということわざがありますが、目の前で起きている現象は幸せとは関係がありません。
 幸せだと思っていた事が不幸の始まりだったり、ついていないと思っていた事が、幸せへのチャンスだったりする事はたくさんあります。
 同じ出来事に対しても、幸せだな、ついてるな、チャンスだなと前向きに思える思考回路を持つことが幸せへの近道ではないでしょうか?

人は方向性が見えていて、出来事の意味と価値がわかれば前向きになれます。
 1つ1つの意味と価値を見つけるためには、いろんな事に対して「何の為に……」に対する自分なりの答えを見つけていくことのように思います。

自分が仕事をするのは何の為だろう?
 何の為に生きているのだろう?
 何の為に今の職種についているのだろうか?
 何の為に掃除をするのか?
 自分が幸せを感じるのはどういう時だろう?それはなぜだろう?
 …………

人間は多くの部分を視覚で判断しますので、目の前の現象に惑わされないという事はとても難しい事かもしれませんが、「星の王子様」の本の言うとおり物事の本質は「大切なものは目では見えない」のですね。
 他人がなんと言おうと、目では見えない価値を自分の中で確信している時には、幸せを感じられるのではないでしょうか?