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南青山デンタルクリニック(東京・青山)・リクルート

勉強vs体験

私は、学生時代に受験勉強で頑張ってきた流れで、人生は勉強によって多くの事を学んでいくような気持ちでいました。
これは間違いではないのでしょうが、「勉強から学ぶ事には限界があるな」と少し前から感じ始めていました。
勉強から学ぶ、すなわち左脳から仕入れる情報というのは、なかなか深い部分までしみこんで、自分の物にはなっていないなという実感がありました。

一方、経験から学ぶ、すなわち右脳から仕入れる情報は、深い部分までしみこんで自分のものになりやすいなという実感があります。
人間は失敗して恥ずかしい思いや嫌な思いはしたくないので、できるだけ事前に情報を仕入れて失敗を回避しようと生きているように思います。
しかし、それが行き過ぎて「石橋をたたいて渡る」を通り越して「石橋をたたきすぎてわたるのが怖くなる」状況になってしまっているような気がします。
そういう状況は「勉強している」というのは、行動できない言い訳のような気がします。

例えば、私は38歳で結婚したのですが、それまでに「結婚とは……」ということをいろんな既婚者から情報を得ていて、結婚のメリット、デメリットを自分なりインプットすると、「結婚しない方が楽だよな!」という気持ちの方が強かったのを覚えています。
実際結婚してみて、「私なりの結婚とは……」という考えはありますが、それはあくまで文字や言葉にしてみれば、ということであって、そんな情報を得るよりも、一度結婚してみた方が、一瞬で結婚のことは分かります。
プールや海で溺れるのは嫌ですが、いつまでたっても本で泳ぎを学んだり、床の上で泳ぎの練習をするよりも、とっととプールに飛び込んだ方が、はやく泳ぎを覚えられます。

「失敗を避けたい!」「辛いことを避けたい!」という気持ちがバランスを崩すと、経験する事よりも、勉強することで満足してしまうような気がします。
学生時代には、「勉強する事=いい事、素晴らしい事」という方程式が成り立っていましたが、社会人になってからは、勉強することと行動する事のバランスが崩れてしまうと、勉強することはメリットよりもデメリットの方が多くなる危険性がある事に気が付きます。
「百聞は一見にしかず、一見は一行にしかず」
「案ずるより産むがごとし」 

色んなことわざがありますが、経験に勝る勉強はないように思います。
大人も子供も、今こそ、寺山修二ではないですが「書を捨てて町へ出よう」が大切な時代のような気がします。

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