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南青山デンタルクリニック(東京・青山)・リクルート

ある開業医の悩み

下記のようなメールをいただきました。

青山健一先生
 本年もよろしくお願いいたします。

毎回メルマガをよんで、勇気づけられています。
 ある先輩が以下のことで、悩んでいます。

セミナーでインプラントの講師になっている先生が実は同級生だった。
 その同級生のやっているセミナーに参加する自分の惨めさ。
 また、シークエンシャル咬合やキャディアックスを使用して顎機能を調べ、リファレンス咬合器やSAM咬合器で自費をやっている同級生などもいます。
 ましてや、同級生がここまで出世している姿をみると田舎で保険中心で、まして平均値咬合器レベルでやっている同級生は惨めな思いです。
 いったい、いままで何をやってきたのだろうか・・・
 いまさら東京の有名歯科医に就職も不可能ですし、こういうときには田舎歯科医師は、どのように考え、今後の行動をしたらよろしいのでしょうか?

今後いつか、この多くの歯科医が思っているこのテーマを、メルマガで取り上げていただけたら幸いです。

上記のメールを読んで、私自身も経験あるので、この先生の気持ちはとても良く分かりますし、私なりのコメントをさせていただきます。

「同級生のやっているセミナーに参加する自分の惨めさ。」
 「同級生がここまで出世している姿をみると、田舎で、保険中心で、まして平均値咬合器レベルでやっている同級生は惨めな思いです。」
 「いったい、いままで何をやってきたのだろうか・・・
 いまさら東京の有名歯科医に就職も不可能ですし」

私自身、セミナーを開催していて、私の同級生は殆どセミナーに参加されません。
 同級生などに会うと必ず「セミナーをしてすごいですね」と言われます。
 何でセミナーをしていると「すごい」と言われ、それを聞く方がみじめに感じるのだろうかと考えてしまいました。

私自身、開業して赤字の5年間は、自分がみじめなので同級生とは会いませんでした。
 自分は赤字なのに友人はベンツに持ち家……など
 このままでは結婚も無理かなと悲観的になりました。
 本当に死にたいぐらいみじめでした。

そうこうしていて、開業4年目に1か月入院する事になりました。
 仕事の状況は何も変わっていないどころか、1ヶ月医院を閉めたので、以前にもまして暇な医院でした。
 無事退院できた時には幸せを感じました。
 成功している同級生と比べると自分はみじめに感じ、入院していた自分と比べると幸せを感じる自分がいます。

同じ状況においても、みじめか幸せかは自分の考え方次第なのです。
 「同級生がしているセミナーに出る」のはみじめでしょうか?
 同級生だからエコひいきしてくれるからラッキーとは考えれませんか?
 「田舎で保険中心で、まして平均値咬合器レベルでやっている治療」はみじめでしょうか?
 平均値咬合器レベルで患者様を満足させている先生の方がすごいとも考えれませんか?
 自費治療が偉くて保険治療がレベルが低いわけではありません。
 どちらにやりがいや生きがいを感じるかだと思います。

ベンツに乗っている人が偉いわけではありません。
 カローラに乗っていて満足する人と、ベンツでも不満を言っている人とではどちらの方が幸せでしょうか?
 先日のブログでそういう事を書きましたので一読してみてください。
http://ameblo.jp/apt605/

「いったい、いままで何をやってきたのだろうか・・・
 いまさら東京の有名歯科医に就職も不可能ですし」
 本当に今を変えたいのであれば、自分でできる事はあると思います。

人間はみんな、できない理由を考える天才です。
 やる気が本気になるまでできない理由が勝りますが、本気になると、小さな出来る事を見つけて行動するようになります。
 そのきっかけが欲しい場合は下記の2冊の本などの伝記を参考にしてみてください。
 「オール1の落ちこぼれ教師になる」(角川文庫)「一歩を超える勇気」(サンマーク出版)

今回偉そうなコメントを並べましたが、私自身、自分よりも売り上げがあったり、分院をたくさん持っていたり、本をたくさん書いている人を見ると……
 確かに嫉妬心はあります。
 何かと比較をする事で自分をみじめに感じる事はよくあります。

しかし、誰かとの比較と幸せである事とは何の関係もないのです。
 私の今の最大の関心事は「幸せになる」ことです。
 幸せは他人との比較からは決して生まれません。
 売り上げが多い歯医者や分院を持っている歯医者などはそれなりに苦労も多いのです。

私自身、うまくいっていた広島の分院を売却しましたし、セミナー講師も何度もやめようと考えました、売り上げが上がるに従って、楽をする事ばかり考えドンドン不幸になった時期もありました。
 周りからうらやましいと思われている事の裏側では、いろいろ大変な事があるものです。
 それが見える人と見えない人との違いは、「何の為にこれをするのか」を考える習慣があるかないかです。

「何でセミナー講師になりたいのですか?うらやましいと思うのですか?」
 お金ですか?……そんなに儲かりませんよ。
 名誉ですか?……自分が名誉だと思っているだけで、下手をするとそのために鼻もちならない人間になってしまいますよ
 セミナー講師をしている先生の中には、絶対にこの人には治療して欲しくないと思うような先生が多くありませんか?
 名誉職だと思っているのでしたら、その反動を自制しないと必ず不幸につながりますよ。

私がセミナー講師を何度もやめようと思いましたが続けられる理由は、参加した先生からの感謝の感想文です。
 これがあるから辞められないのです。
 人の幸せは、他人から認めてもらい評価してもらう事です。
 それはスタッフや患者様からも同じことです。
 今の私の関心ごとの1つはボランティアに生きがいを感じる方のパラダイムシフトを起こしたきっかけを知ることです。

今日のテーマで話し始めますと30分ぐらいすぐに経ってしまいますので、興味のある方は私のブルグの「幸せってなぁに」http://ameblo.jp/apt605/を読んでみてください。