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南青山デンタルクリニック(東京・青山)・リクルート

過去の成功体験を捨てる

勤務医を採用する際にどの院長も言われることが、歯科医師はプライドの高い人が多いという事です。
 私自身、歯科助手や歯科衛生士を採用していてプライドが高くて辞めてもらう事はほとんどありませんが、歯科医師の場合にはかなりの頻度で辞めてもらう事があります。

プライドが高いというのは、過去の成功体験を過信して、他人の言う事を素直に聞けないという事のように思います。
 歯科医師の成功体験と言うのは、歯科医師免許を持っている、学業が優秀だったという事ぐらいですが、そのレベルで他人の意見を素直に聞けないのですから、開業して苦労するのも当然でしょう。

歯科医師免許を持っているのと調理師免許を持っているのはそんなに違う事でしょうか?
 学業が優秀だったという事と、運動会でかけっこが早いというのはそんなに違う事でしょうか?
 社会に出てから、私には、どちらも大差がない事だと思います。
 縁あって歯科医師になったというだけで、どの職業でも他人の役に立っているかどうかが大切なんだと思います。

患者様に必要とされている歯科医師もいれば、自分のことしか考えない歯科医師もいます。
 どの職業でも、お客さんから本当に必要とされている人とそうでない人がいます。
 それは、能力ではなく相手を思う思いやりの違いだと思います。

歯医者の使命は患者様からどう評価されているかではないでしょうか。
 自分ではいくら優秀だと思っていても、患者様から評価されなければ、廃院してみじめな思いをするだけです。
 患者様から評価してもらえば、いい生活もできますし、仕事に生きがいも感じます。

社会に出て一番にする事は、学生時代からのちっぽけなプライドを捨てて、自分の夢の為なら何でもするという覚悟を持つことではないかと思います。
 過去にしがみついて生きている人間が成功するはずありません。
 売れていない俳優が、過去の小さな成功を自慢して仕事を選んでいたのでは、いつまでたっても成功するはずがありません。

売れていないのであれば、どんな役でもやる、という気概がなければ、初めからいい役が来るはずがないのです。
 今現在、患者様から必要とされていないのであれば、どうすれば必要とされる人間になれるかを必死になって考えなければなりません。
 「俺は歯医者だ」「私は優秀だ」といくら自分で叫んでも、誰も尊敬してくれません。

未来を切り開いていくためには、過去の成功体験をどれだけ捨てられるかという覚悟が、その人の行動に結びついてくるのです。
 その覚悟が出来れば、自然ととるべき行動も違ってくるのです。

「実るほど首を垂れる稲穂かな」という句がありますが、首を垂れるには、自分はまだまだ成長途中だという謙虚な気持ちで、過去の小さな成功体験を捨てられる気持ちが大切だと思います。