「ありがとう」に敏感になる

退職したスタッフからメールをいただきました。
メールには

務めさせていただいた期間は4年にも満たない短い間でしたが、南青山デンタルクリニックで身に付いたことはたくさんありました。

私が最後に出勤した日、朝のミーティングでAさんがスピーチをしたのですが、その内容は「この職場には『ありがとう』という言葉が飛び交っていて、私も積極的に使おうと思います」ということでした。

私も同じように、この職場で一番最初に感じたのは、スタッフのみんながよく「ありがとう」と口にするなぁということでした。

言う側も言われる側も気持ちの良い、言い過ぎということのない言葉だと思います。

そういう良い雰囲気が、押し付けるわけでなく新しいスタッフに伝わっているのがとても嬉しかったです。他にもいいところが沢山ある職場なので、どんどん引き継いでいってほしいと思いました。

このメールを読んで、私は本当にスタッフに恵まれているなと実感し嬉しくなりました。院長のいないスタッフだけのミーティングで、スタッフからこういうコメントが出たりする事がとてもうれしかったです。

私は、仕事の目的、人生の目的の1つは、『「ありがとう」に敏感になる事』だと思っていたので、私と同じベクトルの人間が集まっている事で、この医院はもっと患者様に喜んでもらえる医院になれると確信が持てました。

『「ありがとう」に敏感になる』とは、仕事などにおいて患者様やスタッフから「ありがとう」と言ってもらえるように頑張るだけでなく、自分から些細な事にも「ありがとう」と言う習慣をつけていくことです。

他人から「ありがとう」と言ってもらう事で頑張るエネルギーをいただき、他人に「ありがとう」という事で他人を元気付けて、自分も感謝の気持ちで満たされるのです。

「ありがとう」の反対は「当たり前」です。自分の中から、「当たり前」が無くなった時に、日々の瞬間、瞬間に幸せを感じられるのだと思います。

そういう意味で「ありがとう」と言うのは、相手の為ではなく自分の為に言うのです。

人だけでなく、物に対して、身の回りのすべての物に対して「ありがとう」が言える人が、世界一幸せな人ではないでしょうか?マザーテレサはきっとそういう人だったと思います。

死ぬまでにどれだけ「ありがとう」を言ってもらえ、また、どれだけ多くの人や物に「ありがとう」を言えたかが、その人の人生が充実したものであったかのバロメーターのように思います。