成功する為に大切な事 その1

成功VS失敗

人間だれしも、できれば連戦連勝、すべて成功の人生を歩んでいきたいと思っているのではないでしょうか?
私も失敗よりも成功の方がいいです。
しかし……

そんなことはあり得ないことである以上、失敗や物事が思うように運ばない時に、その出来事を前向きに考えることが大切になってくると思います。
気持ちとしては、当然うまくいってほしい、でも出た結果は自分の思いとはかけ離れている。
この事実をどう考えれば前向きに受け入れられるだろうか?

一般的には、物事はうまくいった時点、成功した時点で完了です。
しかし、うまくいかない場合には、そこで諦めるか、うまくいくまでトライするかにわかれます。
うまくいくまでトライするのであれば、必ず、その失敗から何かを学ぶことができます。
それは成功していたら、学べなかった「気付き」です。

その気付きが、のちの大きな成功に結び付くかもしれません。
もしそうであれば、時間がたてば、一時的にうまくいかなかったことはありがたいことになってきます。
その可能性があるのであれば、うまくいかなかった時点で、落ち込むよりはありがたかったほうが得なのです。
その場で落ち込んでも、どうせ後で感謝するのであれば、なるべく落ち込む期間や程度を最小限に抑える工夫をした者勝ちのように思います。

人は目に見えるものには感謝しやすいですが、目に見えないものには、創造力を働かせて感謝できる習慣を身に着けていきたいと思っています。
うまくいかない時こそ、「チャンス」「ついてる」「試されている」と思って頑張っていける考え方を身につけられたら、成功してもハッピー、失敗してもチャンスと思えれば、24時間幸せな気持ちでいられるように思います。

プラス思考、感謝思考とは創造力の差のような気がします。

読書派VS行動派

私は周りから見ると、かなりの読書家だと思われているみたいです。
マイナス的な見方をすれば、ある意味、少し頭でっかちのところがあるぐらいだと思っています。
しかしこれまでに、本を通じて、多くの事を学ばせていただきました。

自分が本を書く立場でもある事から、1冊の本を出版する為に、著者がどれだけの時間と労力を使っているかが容易に想像できるために、1500円前後で本を買う事が、費用対効果で考えると、どんなに安い事かが腑に落ちているので、本代には制限をかけないぐらいの姿勢でいます。

自分がそういう姿勢で貪欲に本からの情報を集めている為に、本を読まない人を見るとそれだけで自分の方が優れているのではないかと思う時期がありました。
しかし、成功していたり、人間的に立派な人の中にも、殆ど本を読まないという人がいて、私の中での価値観が大きく崩れた時期がありました。

そういう人に共通している事は、本などの知識よりも実際に行動してその行動から多くの事を学んでいる事でした。
「考える前に行動する」というタイプの人は、頭で考えるよりも行動する事で深い部分が腑に落ちるので、本などの理屈から入るよりは、もっと実践的な「感」が身についているようでした。

私は行動派のタイプではないので、考える前に行動する事はできませんが、そういう人から学べることが多い事にも気がつきました。
行動派の人は、本などから情報を得ようとはしませんが、行動した事については深く考えている事は間違いないのです。

多くの本を読んでいるのに、成果が出る人と出ない人との違いは、この考えることだという事に気がつきました。
本の知識をただ暗記しようとしている人では、思うような成果が出ませんが、本の情報をきっかけに自分で考え行動する人は、必ず成果が伴うものなのです。

分りやすく言いますと、本を読む事が目的になっている人は、いくら本を読んでも何も変わりませんが、本がきっかけで考え行動する事が目的になっている人はいい結果が伴うのです。
その際に、本というきっかけがなくても、考え行動できる人も少数ではありますが存在しているみたいなのです。

私の様な凡人は、何かのきっかけがないと行動できないので、本というきっかけが必要で、いい本を読んでそれをきっかけにたくさん考えたくさん行動していきたいと思っています。

本から学ぶ

最近は、ノウハウ本よりも伝記的なものを読むようにしています。
「伝記的なものを読む理由は何だろう?」と自問した時に、私の一番知りたことは、普通の人が普通でない考え方や生き方をするきっかけは、どんな事だろうということを知りたいからです。

一部の天才的な人を除いて、多くの人は普通の人です。
そんな普通の人があるときを境にして、普通でない人に変わっていきます。
それはほんの些細なきっかけなのです。

と言いますのも、私自身、学生時代を含め、生れてから30数年間は、普通かそれ以下の時代が長かったのに、あるきっかけで周りから普通以上に見られるようになってきました。
私自身、そのきっかけがなければ、いまだに普通以下だと思っています。

伝記を読んでいて、自分では到底真似できないという著者の方もいらっしゃいますが、ほとんどの方はどこかの地点で、考え方にパラダイムシフトが起きて、考え方、生き方が変わったかというだけの違いなのです。
社員に対しても、このパラダイムシフトを起こすべく、ミーティングでの意識の変化を促そうと四苦八苦しています。

同じ話をしても心に響く人と何も感じない人がいます。
いろんなお話をしていくことで、何かのきっかけになってくれればいいなと思っています。
私の中で「人間の能力なんて大差がない、しかし、人間の考え方には大差がある」という信念があります。

「オール1の落ちこぼれ教師になる」(角川文庫)「一歩を超える勇気」(サンマーク出版)はどちらもとても良い本で、とても勉強になります。
パラダイムシフトを起こしたい人にはお勧めの本です。

勉強VS体験

私は、学生時代に受験勉強で頑張ってきた流れで、人生は勉強によって多くの事を学んでいくような気持ちでいました。
これは間違いではないのでしょうが、「勉強から学ぶ事には限界があるな」と少し前から感じ始めていました。

勉強から学ぶ、すなわち左脳から仕入れる情報というのは、なかなか深い部分までしみこんで、自分の物にはなっていないなという実感がありました。

一方、経験から学ぶ、すなわち右脳から仕入れる情報は、深い部分までしみこんで自分のものになりやすいなという実感があります。
人間は失敗して恥ずかしい思いや嫌な思いはしたくないので、できるだけ事前に情報を仕入れて失敗を回避しようと生きているように思います。

しかし、それが行き過ぎて「石橋をたたいて渡る」を通り越して「石橋をたたきすぎてわたるのが怖くなる」状況になってしまっているような気がします。
そういう状況は「勉強している」というのは、行動できない言い訳のような気がします。

例えば、私は38歳で結婚したのですが、それまでに「結婚とは……」ということをいろんな既婚者から情報を得ていて、結婚のメリット、デメリットを自分なりインプットすると、「結婚しない方が楽だよな!」という気持ちの方が強かったのを覚えています。

実際結婚してみて、「私なりの結婚とは……」という考えはありますが、それはあくまで文字や言葉にしてみれば、ということであって、そんな情報を得るよりも、一度結婚してみた方が、一瞬で結婚のことは分かります。
プールや海で溺れるのは嫌ですが、いつまでたっても本で泳ぎを学んだり、床の上で泳ぎの練習をするよりも、とっととプールに飛び込んだ方が、はやく泳ぎを覚えられます。

「失敗を避けたい!」「辛いことを避けたい!」という気持ちがバランスを崩すと、経験する事よりも、勉強することで満足してしまうような気がします。
学生時代には、「勉強する事=いい事、素晴らしい事」という方程式が成り立っていましたが、社会人になってからは、勉強することと行動する事のバランスが崩れてしまうと、勉強することはメリットよりもデメリットの方が多くなる危険性がある事に気が付きます。

「百聞は一見にしかず、一見は一行にしかず」
「案ずるより産むがごとし」
色んなことわざがありますが、経験に勝る勉強はないように思います。
大人も子供も、今こそ、寺山修二ではないですが「書を捨てて町へ出よう」が大切な時代のような気がします。

何の為に……

「何の為に勉強するの?」「何の為に生きるの?」「何の為に頑張ってるの?」
自分の子供にこれらの質問を投げかけられたら何と答えますか?
勉強した方がいいのは誰でもわかっています。自殺なんかしてはダメで、何があっても生きなければいけないのも分かっています。頑張らない人間より頑張る人間になりたいと誰もが思っています。でも、……

頭では分っていても、実際に行動に移せれる人は多くはないのです。
「親孝行はした方がいいよな」「運動はした方が健康にいいよな」「子供と遊んであげた方がいいよな」「奥さんとコミュニュケーションを取った方がいいよな」等々
全ての事は頭でわかっているのです。

頭でわかっているのに行動できないのは、その意味を心の底から感じていないからなのです。
これらの質問に正解はありません。
全ての事が、した方がいい事は間違いないのです。
ではどう考えれば行動できるかがポイントになります。

「何の為に勉強するの?」………「モテたいから!」という答えはいかがでしょうか?こんな答えは不謹慎でしょうか?大切なのは心からそう思って勉強できるかどうかなのです。
「何の為に給料が1000万円欲しいの?」この答えは、その人が一番頑張れる答えが正解なのです。
他人に聞こえがいい答えが正解ではありません。

まずは自分の心に正直になって考えるのです。
「家が欲しいから」「車が欲しいから」……ではどんな家や車が欲しいのですか?何の為にそれらが欲しいのですか?それらが手に入ったら本当にワクワクしますか?
それらの事を真剣に考えるのです。そして、本当に心から欲しい!と思える理由に当たれば、行動する事が苦ではなくなります。

ダイエットも同じです。軽く始めるから続かないのです。
「何で痩せないといけないの?」「痩せたらどんないい事があるの?」等々真剣に考えることから始まるのです。
頭で考えた事は行動に起こせませんが、心でワクワク感じた事は、周りからするなと言われても行動してしまうものなのです。

仕事へのモチベーションアップも同じです。
自分の気持ちが心から頑張りたいと思わなければ、いくら勉強しても身に付かないのです。いくら給料をもらっても同じです。
自分の力を発揮する為には、自分の心を動かさなければいけないのです。
何の為にそうするのかが腑に落ちれば、人は行動するのです。
貴方は、何の為に仕事をするのですか?

患者様が聞きたいのは要点だけ

多くの患者様は忙しいのです。
歯医者や歯科衛生士の人達は、仕事だから歯のことをよく知っています。
しかし患者様の多くは、日々の生活において、歯よりも大切なことがたくさんあって、歯のことなんかはあまり考えたくないものなのです。

普通の人は痛い時や、何か気になることがある時だけ、歯科医院にかかるものなのです。歯医者程、歯のことを考えている人は、普通の人の中には殆どいないのです。
デンタルIQを上げていくことは大切なことですが、忙しい患者様の時間を割いている意識を持って、ポイントを抑えた説明をするべきです。

眼科の先生は、目は大切だと言いますし、内科の先生は、食生活は大切だと言います。
患者様には患者様の都合がありますので、なるべく簡単に、時間のかからない説明を心掛けるべきです。
夜のブラッシングには30分近くかけるべきですという説明を、私も以前はしていましたが、自分が出来ないことを患者様に説明しても、殆どの人はやってくれるはずがないのです。

デンタルIQを上げるということと、患者様を歯科的ノイローゼにすることを、同じレベルで考えているのではないかと思うことがあります。
忙しい患者の立場に立ってあげて、忙しい中でもできることを探してあげる工夫をすることも、大切なのではないかと思います。

決して患者様を甘やかして、患者様から言われることだけする歯医者になれというわけではありませんが、普通の人にとっての立場とか、考え方を理解してあげた上で、デンタルIQを少しずつ上げる努力をしていけばいいのではないかと思います。

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